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■寝相を見ればその人の本当の心が見えてくる人は寝ている間にいろいろな寝相をしますが、自分にとって一番寝やすい寝方というのがあるはずです。 仰向けであったり、うつ伏せであったりと様々ですが、寝方というのはほとんどの人が無意識に寝やすいように寝ていると思います。 無意識である行動であるがゆえに、起きている時には分からない本当の心の中を映し出していると提唱した人がいます。 アメリカの精神分析医のサミュエル・ダンケルは診療を続けるうち、スリープ・ポジション(寝相)に、その人の性格や心理状態が反映されることに気づいきました。つまり、普段は抑圧されている感情や欲求が、酔ったとき以上に表れやすくなるということです。 睡眠をしていると寝返りを打って寝方も変わりますが、人それぞれ眠りやすい寝方というのをもっています。 その他の寝方だとうまく眠りにつけないこともあります。 子どもの頃よりも、十分に性格が確立された大人の方がより寝方に性格が表れています。 自分の寝方を分析することにより、無意識の心の中を知ることができるかもしれません。 @ 仰向けに寝る人は警戒心が少なく、周りの人に心を開いている人が多いです。 仰向けが一番自然な寝方なのでこのタイプの人は多いと思います、手や足を大きく開いて寝る人は他人に対して少し傲慢な態度があるかもしれません。 人を従える王様タイプの人間に多いと言えます。 A 横向きに体を自然に伸ばして寝る人は、ゆったりとした穏やかな性格の持ち主が多いです。 しかし横向きでも、体を曲げて抱え込んで眠る人は何か心の中に暗いものをもっているかもしれません。 仰向けタイプとは違い、自分を抱えて守っているような感じがしますよね。 このタイプは人と関わるのがあまり好きではない人や、他人と距離をとりたがる人に多いようです。 このように寝相によって分析できることは多くあります。 この寝相が良いとか悪いという話ではなく、自分が気づいていない心の中の本音に気づいたり無意識の行動を思い返すために役立つものなのです。 |
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