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■高級ブランドやスポーツカーにこだわる人は劣等感を持っているお金もちがブランド物を身に着けたり高いモノを買ったりするのとは別で、少ない給料にも関わらず身の丈に合わない高級なモノを身に着けたりローンを組んだりする人は、実は心の中に劣等感を持っている人かもしれません。 ブランド品を持つことによって、自分のコンプレックスを補おうとしているのです。 一般的にブランド品は皆が憧れる高級な物であり、持っていることでちょっとした優越感を味わうことができます。 自分自身に何らかのコンプレックスを持った人は、自分をブランド品に置きかえて満足感を得ているのです。 このストレスを解消しようとする心の働きを心理学では、「補償」とよばるようです。 格好良い人は何を着ても格好良く見えませんか? しかし体型や容姿にコンプレックスを持っている人は、ダサい格好をしてしまうと自分の嫌いな部分を余計に晒してしまうのではないかという恐怖があります。 そのため格好だけでも高級なブランド品を身に着けたり、高級腕時計を買ったりして自分の価値がそのブランドと同じであるような感覚になって満足しています。 自分に自信のない人程、一生懸命自分を飾り立てることもあります。 自分を物に置きかえて満足感を得るという意味では、車はとても良いかもしれません。 時計やバックといった小さな物とは違い、車は大きくて存在感がある上に、堂々と街中で大勢の人にアピールすることができます。 高級カーであれば乗っている人がどんな容姿であれ、羨ましがる人もいるでしょう。 普段自分が人に対して羨ましがっている分、そうした自分以外の他の価値ある物を使って優越感を得ようとしているのです。 大して給料がないので車にお金をかけ過ぎている人は、自分を良く見せようと必死な人が多いです。 自分のことしか見えていない場合があるので、付き合う時は注意が必要です。 車にきらびやかな装飾をし過ぎる人も、実際は自分のコンプレックスを隠すために車を改造して寂しさを紛らわしているだけかもしれません。 必死に自分をアピールしていると思うと少し寂しくなりますね。 内面が輝いている人は、何をしても輝いています。 結局は内面を磨かなくてはいけないのです。 |
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