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相手を無理に好きになる必要はない




★ 無理に仲良くなるのは、余計なお世話


私たちは子どもの頃から、「誰とでも仲良くしたほうがいい」ということを教えられてきました。確かに理想としては、あらゆる人といい関係を築ければ、それに越したことはありません。しかし、「苦手な相手とも、絶対に仲良くするべき」などと考え始めると、うまくいきません。そもそも、苦手な相手を無理に好きになる必要はないのです。



アドラー心理学には
「課題の分離」という考え方があります。自分と相手との関係の中で問題を発見したとき、それがどちらの課題なのかを考えなければいけません。

相手が主体となって解決しなければいけない課題に対して、あなたが頼まれもしないのに「なんとかしてあげないと・・・」と考えるのは、課題の分離ができていないということです。たとえば、レストランで料理を注文した友人に対して「それは美味しくないからこっちにしたほうがいいよ!」と執拗に迫るようなケースは、相手の課題に踏み込んでしまっているのです。

また、自分の大切な恋人について、他人から「あんな相手とつき合わないほうがいい」と忠告されたら、余計なお世話だと思いませんか? これは自分の課題に、相手が踏み込んできたケースです。

★ 誰の課題かを明確にする

人は自分の目標に向かって進む途中、さまざまな課題に遭遇します。これらを解決したい場合は、基本的に自分自身が責任を持たなければいけません。相手の課題に対しては干渉させないことが大切です。もしも、
相手が自分自身の課題について、相談してきた場合は、それを「共同の課題」として解決できます。しかし、そうでない場合は、誰の課題なのかを明確にする必要があります。

話を苦手な相手との関係に戻しましょう。相手があなたを嫌うのは相手の課題であり、それを気にするのはあなたの課題です。あなたがその関係をよしとしないのであれば、それを改善するために行動することになるでしょう。

相手の課題には踏み込めませんが、自分が変わることで働きかけることはできます。この働きかけは、相手を無理に好きになるということではないのです。

苦手な相手に対して「好きにならないと」「仲良くしないと」と悩むのではなく、関係を今よりスムーズにするための手立てを考えましょう。




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