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「劣等感」はあなたの敵ではない




★ 劣等感があるからこそ成長できる


「あの人はあんな優秀なのに、どうして自分は駄目なんだろう」「どうしてコミュニケーションを取るのが苦手なんだろう」などと、他人に引け目を感じたり、自分に情けなさを感じたりすることはありますか?



そのような劣等感を悪いものだと思ってはいけません。
アドラーは劣等感を「自分を成長させてくれるもの」だと好意的にとらえています。

人は誰でも、自分は完璧ではない、どこか満たされない部分があると感じるものです。アドラーはより優れた存在であろうとする欲求を
「優越性の欲求」と呼びました。この欲求があるからこそ、満たされない部分を補うために努力をして、自分を成長させられるのです。「優秀なあの人に少しでも近づけるように頑張ろう」「自分はコミュニケーションが取るのが苦手だから、そこを改善しよう」というふうに目標を作り、それを目指せばいいのです。

また、生まれや身体的な特徴など、どうしても変えられない劣等感もあります。しかしそれは、「主観的な解釈」にしか過ぎません。たとえば、「身長が低いのが悩みで、人前に出たくない」という人は、身長が低いのが問題なのではなく、それが他人より劣っていると思い込んでいるだけなのです。自分の個性として受け止められれば、悩むことはなくなるでしょう。

★ 劣等コンプレックスに負けない

劣等感に悩みすぎた結果、
自分にマイナスの気持ちを感じてしまうことを「劣等コンプレックス」といいます。

劣等コンプレックスに陥ってしまった人は、自分の満たされない気持ちをゆがんだ方法で満たすため、問題のある行動を起こしてしまうことがあります。

たとえば、他人に対しての攻撃です。自分とは違って満たされているように見える人に対して嫉妬したり、悪く言ったりしてしまうのです。ですが、相手をどれだけ低めようとしても、それで自分が満たされることはありません。

また、自分が劣等感を抱いていることを、事あるごとに他人に話し、同情や共感を得ようとしてしまうことがあります。しかし、他人から同情されている間は一時的に満たされた気分になりますが、これを繰り返していても、根本的な解決にはなりません。

劣等感を持つことは、決して悪いことではありません。人は劣等感があるからこそ、それを原動力にして努力できるのです。本当に、
劣等感をまったく感じなくなってしまったら、今以上の自分に成長することはできません。だから、劣等コンプレックスにとらわれて、非建設的な行動をとるのはやめましょう。

もし劣等コンプレックスを抱えてしまったら、誰にでもプラスの部分とマイナスの部分の両方があると認めることが大切です。そして、そのマイナス部分は、自分自身の行動や考え方を変えることで、埋めることができるのです。




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