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「勇気づけ」が対等な信頼関係を生む




★ 立場の差はあっても人としては対等


立場や世代の違う相手とのコミュニケーションを、苦手とする人は少なくないでしょう。上司を前にすると萎縮してしまう、後輩が言うことを聞いてくれないなど、世代ごとにそれぞれの悩みがあるはずです。たとえどのような間柄でも、お互いを高め合える関係になれば理想的ですし、それは決して不可能なことではありません。



さて、立場の違いがある関係というと、「上の者は下の者を従わせる」というような、強制的な関係を思い浮かべてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、それは正しい関係性とはいえません。

アドラーは
立場や年齢などの違いがあったとしても、人としては対等だと教えています。上の立場だからといって支配的な関係を築こうとしたり、下の立場だからといって自分を卑下したりする必要はなく、すべての人間関係は「横の関係」とすべきとしているのです。


★ 理想的な信頼関係を築く

理想的な関係は、お互いが信頼を持って協力し合える間柄です。
上の者が下の者を従わせるというような「縦の関係」にとらわれている人は、上の者が下の者に教えることはあっても、下の者が上の者に教えるのはあり得ない、などと考えてしまうかもしれません。しかし、相手を「指導する」のではなく「勇気づける」という形であれば、対等に協力し合えます。

アドラー心理学が重要視している「勇気づけ」とは、人生の目標を叶えるために、お互いを尊重し、助け合うことを表しています。その基本は
「相手を認めて、受け入れる」ことです。

たとえば、相手の話を聞くとき、しっかりと目を見て、心から話を聞こうとすれば、それは相手に自信を与え、勇気づける結果に繋がります。このような小さな気遣いが勇気づけの第一歩です。こうして、それぞれの人が自信を持ち、目的に向かって進んでいくことが、アドラー心理学の目指すところです。

★ 勇気づけの輪を広げよう

勇気づけには次のような効果があります。
一つ目は相手との信頼関係を高められるということ。お互いを勇気づけることで信頼が深まり、よりよい人間関係を結べます。

二つ目は、勇気づけられた相手が、自分を認められるようになるということ。自己肯定感の低い人は、マイナス思考にとらわれてしまい、自身ばかりか周囲の人にまで悪い影響を及ぼしてしまうことがあります。それを防ぐことができるのです。

三つ目は、勇気の輪を広げていけるということ。勇気は人から人へと伝染します。勇気づけられた人は自身を持ち、周囲の人へプラスの働きかけができます。いつか、あなたが思い悩んでいるときに、勇気づけてくれることもあるでしょう。



アドラー心理学を実践しよう
【立場が違う人との関係に悩まない】
「勇気づけ」が対等な信頼関係を生む
感謝の気持ちを持ってみる
気まずい沈黙を恐れない

「ステレオタイプ」に気をとられ過ぎない
「承認欲求」は捨ててしまおう




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