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「承認欲求」は捨ててしまおう




★ 承認欲求にとらわれる危険性


自分よりも下の立場にいる相手に対して、横暴な振る舞いをするのはもちろん問題ですが、自分よりも上の相手に対して、「認められたい」と躍起になるあまり、卑屈になってしまうのもいい傾向ではありません。



ほめられて嬉しく思うのは、おかしなことではありません。
誰にでも「承認欲求」というものがあり、「誰かに認めてもらいたい」と思うものだからです。しかし、「ほめてもらいたい」「認めてもらいたい」という考え方には、問題も生じます。アドラー心理学では、こうした「ほめる」ということが持つ危うさについて指摘しています。

ほめる・ほめられるという関係は、その対人関係が横ではなく縦でないと起こりません。ほめることは、能力のある人が能力のない人に対して「よい」という承認をし、評価することだと言い換えられます。

アドラーが推奨する理想的な関係性は、信頼を持ってお互いに話し合える「横の関係」です。この関係の先には「ほめる」ではなく、「勇気づけ」という行動が生まれます。

もちろん礼儀やマナー必要ですが、それを相手を上に見るか下に見るかとは無関係です。しかし、
ほめられるということは、自然と自分を相手よりも下に置くことになります。それでは対等の関係になれません。


★ 自分の人生は自分自身が納得できてこそ

いつも、「他人からどう評価されているのかが気になる」「悪い評価をされたくない」という意識にとらわれている人は、それが自分のすべてになってしまいます。

他人からどれだけ認められるか、いかに評価されるかだけを目標にしていると、自分がどれだけ頑張ったとしても、それが「認められた」と感じられなかったときに、大きな喪失感や絶望感を味わうことになってしまいます。

中には、認められることが目標になってしまったせいで、人から注目され、ほめられそうなことであれば率先してやるのに、目立たない善行には興味がないという人までいます。

他人からの承認を求めてばかりいる人は、本当に自分のやりたいことをできているのでしょうか。それではもう、他人から操られているだけの人生と変わりません。

本当に大切なことは「認められる」ことではありません。
たとえ認められなくても、自分と仲間たちのために働きかける、「他者貢献」こそ重要なはずです。他人から認められるのではなく、自分を認められる人になりましょう。

人にはそれぞれの人生の目標があり、それをどれだけ達成できるかが重要です。たとえ他人から認められなくても、自分の力でやりたいことをやり、自分自身が納得できるように頑張りましょう。自分がどれだけ貢献できたか、一番よく知っているのは、ほかでもないあなた自身なのです。



アドラー心理学を実践しよう
【立場が違う人との関係に悩まない】
「勇気づけ」が対等な信頼関係を生む
感謝の気持ちを持ってみる
気まずい沈黙を恐れない

「ステレオタイプ」に気をとられ過ぎない
「承認欲求」は捨ててしまおう




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