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■すべてを決めるのは自分自身!★ 環境や他人のせいにしてもうまくいかない! 人が何かをしようというときは、外部から何かしら影響があるものです。誰かに伝えたいことがあるのに、「場の空気を壊したくない」「以前、誰かに伝えようとして失敗した」などとあれこれ理由をつけて、結局伝えられないままだったという人もいるのではないでしょうか。 しかし、最終的に決めるのは自分自身です。その場の状況や過去の出来事は、あなたの参考になるのかもしれませんが、行動や考え方を縛りつけるものではないと考えましょう。人の行動や考え方については、すべて自分自身が決定権を持っています。この考え方を「自己決定性」といいます。 自分決定性を認められず周囲の影響が絶対だと考えてしまうと、次のような弊害が起こってしまいます。 先ほどの例でいえば、自分が伝えられなかったことを「その場の空気が悪かった性だから、自分は悪くない」「あのとき失敗してしまったの男性から、仕方がない」などと、状況や他人のせいだととらえてしまうのです。 ですが、こうして自分以外のせいばかりにしていると、自分からやればできたはずのことでさえも、諦めてやらなくなってしまいます。それに、自分の責任を避け続けていると、何ごとも他人任せになってしまいます。自分の人間関係がうまくいくかどうかさえ、ほか次第になってしまうのです。 ★ 前に進むのも後ろに引くのも、自分次第! 物事を他人や外部のせいにしてしまいがちで、行動を起こすことのできない人は、すべての決定権は自分自身にあるのだと考えてください。人間関係がうまくいっても、うまくいかなくても、「自分次第」だと考えるのです。 成功だけでなく失敗まで自分の行いの結果次第となるのは、不安だと思ってしまう人もいるかもしれません。 しかし、すべてが自分の行いで決まるのであれば、自分の考え方や行動を変えることで、人間関係はうまくいくということになります。 あなたの人間関係を楽にするのは、ほかの誰でもない、あなた自身なのです。
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