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ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック




★ 最初に頼みを断ると、次の依頼を断りにくくなる

「返報性の法則」は、人が「相手に借りを返したい」と思う心理です。これを応用した有名な心理術が、「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」と呼ばれるものです。




たとえば、友人から「悪いけど、50万円貸してくれないか」と頼まれたとします。なかなかポンと貸せる金額ではなく、あなたはやんわりと断りました。でも、「やっぱり無理か、そうだよな・・・。わかった。じゃあ、せめて2万円ならどうだ。貸してもらえないか?」と、再び頼まれたとしたらどうでしょう。

この場合、多くの人は2万円を貸すことにOKしてしまうようです。もし、初めから「2万円貸して」と言われたら断っていたかもしれませんが、最初に50万円の貸与を断っているだけに、相手に対して負い目ができてしまい、返報性の法則によって2度目の頼みを断りにくくなるからです。

★ 断られることを想定し、本命の依頼を取っておく

このように、相手に断られることを承知の上で、いわば
ダミーの依頼を最初にしておき、「相手に断らせたところで、2度目に本命の依頼をする」のが、ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックです。より高度なのは、2段階ではなく、3段階の依頼にすることです。2度も断ると、返報性の法則がより強く働くので、3度目も続けて断るのはかなり難しくなるからです。

たとえば、初めてデートに誘いたい女性がいるとしましょう。普通に誘ったのでは、断られるかもしれないので、ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックを活用して彼女に断りにくくさせてしまうのです。

★ 2段階より3段階にすることで相手はいよいよ断りにくくなる

まず、「オレ、クルマ持ってるんだよ。よかったらドライブに行かない?」と誘います。ふたりだけでドライブというのはハードルが高いので、おそらくはNGでしょう。

そこですかさず「そうか、じゃあディズニーランドに行かないか?」と2度目の誘いをかけます。これでOKならよし。それでもダメなら、ガッカリした表情を見せて、「・・・わかったよ。じゃあ、せめて食事につき合ってよ」と3度目のトライ。2度目も断っているだけに、彼女がOKしてくれる可能性はかなり高いでしょう。

あるいは、返報性の法則を併用し、相手に何かプレゼントをして誘うという両面作戦も有効です。通常の人なら、プレゼントを受け取った上で何度も誘いを断るのはかなり後ろめたいものですから。

ただし、このテクニックを使うなら3段階が限度です。
3度以上断ると、もう断り慣れてしまって、断ることに抵抗を感じなくなるからです。そして中には、相手の頼みをどれだけ断っても平気という人もいます。そんな「面の皮が厚い」タイプには、このテクニックはもともと通用しないので注意しましょう。




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