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相手の同情を引く「アンダードッグ効果」




わざと自分の「弱さ」を見せつけて同情させ、戦意をくじかすためには、目的のためにプライドをも捨てる勇気を持つことが必要です。

★ プライドの高い人や社会的地位のある相手に有効


「アリストテレスの3原則」を駆使したとしても、なかなか説得に応じない手強い相手にはどうしたら言いのでしょうか?

そんな時は3原則の中でも正攻法のロゴス(論理)で崩すのは難しいので、パトス(感情)に強く訴えるほうが効果的です。

選挙では「同情票」という言葉があります。明らかな劣勢が予想されたり、身内の不幸など何らかの不幸な境遇におかれたりした候補者が、意外とも思える得票で当選するケースは珍しくありません。

人には「不利な状況にあるものに手を差し伸べたくなる」という心理が働くからです。これを心理学では「アンダードッグ効果」と呼びます。「負け犬」は可哀想だから、これ以上いじめてはいけないと思ってしまうことが語源です。

ある営業マンが、営業先から何度も断られているにもかかわらず、健気に足を運んでいました。そしてある日、突然の大雨でずぶ濡れになって訪問したときに、ついに相手が根負けして契約が取れたという例も、このアンダードッグ効果によるものです。

社会的地位が高い人や、自尊心の強い相手には、わざとこちらの「弱さ」を見せることで相手の戦意をくじき、結果的に思惑通りに誘導することもできるのです。目的のためにプライドを捨てられる人しか使えない戦術ですが、平気で弱い自分を見せることができるのは、ある意味で「強い人」だといえるでしょう。




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