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■好感を持たすには相手に興味を示すことが基本相手に興味を持っていることを態度で示し、自分の情報を小出しにしながら、相手の話を引き出します。 ★ 人は自分に興味を持ってくれる人を好きになる 人は「自分に興味を抱いてくれる人」には基本的に好感をもつのです。『愛』の反対語は『無関心』である」というマザー・テレサの名言がありますが、人は自分が誰かに関心をもってもらうことで、その人に何らかの「影響を与えている」と自覚できるからです。自分が影響力のある人間と感じられれば、自尊心が満たされるのです。 つまり、相手に対して「興味を抱いている」という態度を示すことにより、相手に好感を持たせることが可能だということです。初対面の相手であれば、相手のことを知らないのが当然なので、いろいろと質問することで相手への興味を示しましょう。 ただし、相手のプライバシーに土足で踏み込むような質問はタブーです。コツは、「自分の情報を先に開示することで、相手の口を開かせる」ことです。「返報性の法則」の鷹揚だと考えるといいでしょう。 「私は大分県出身なのですが、○○さんはどちらですか?」とか「私はお酒が飲めないのですが、××さんはどうですか?」などと聞けば、相手も滑らかに会話できるはずです。 口調だけでなく、相手が話し始めたら身を乗り出すように真剣に聞き、相手のコメントに対しても、「へえ、ワインがお好きですか? オシャレですね。そういう人に憧れちゃいますよ」などと、なるべく同調しつつ感想を述べるとより効果的です。
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