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自分の心を守るため脳を錯覚させてしまうことがある




人は自分の信念や、それまでの行動内容とは矛盾する、「新しい事実」を突きつけられると、「不快な感情」を引き起こし、その結果、自分の信念や行動と、「新しい事実」のどちらか一方を否定して、矛盾を解消しようとする心理が働きます。



心理学ではこれを「認知的不協和」と呼んでいます。


例えば有名企業に入るために一生懸命勉強し、必死で努力を重ねて面接や試験を受け合格したとします。
それなのに実際入ってみると、実はとんでもなくブラック企業だったということもあるでしょう。

しかし自分が期待して頑張ったぶんは、当然報われなければ割に合わないと思ってしまいます。

そのため本当はブラック企業であることに気づいていたとしても、気づかないふりをし、努力をした結果素晴らしいところに来たのだと脳を錯覚させるような心理的な働きが生じるのです。

もしこんなに努力して一生懸命得たものがブラックだったとはっきり認識してしまうと、割に合わないという矛盾に精神的苦痛を伴うことになります。
自分の心を守るために、たとえ悪くても良いと思い込んで働いてしまうのです。


矛盾を解決するには、脳を錯覚させるのが一番良いと無意識に分かっているのです。

誰が見ても辞めた方が良いと思われるブラック企業にいつまでもしがみついている人は、もしかしたら気づかない振りをして逃げ出せなくなってしまった人かもしれません。

必死で努力した人ほど、努力と結果の大きな矛盾に心が耐えられなくなってしまうのです。

もし努力して得たものが報われない結果だったとしても、それと向き合わなければ前に進むことはできません。

また、真実を見極めるには周りの意見を聞いたり現実を認めたりすることが大切です。
でなければ最初は自分を騙せても、最後の最後には本当に自分がボロボロになってしまう可能性もあります。

ブラック企業に限らず、人は自分のしたことが悪い結果につながっていたとは知りたくないものです。
たとえ悪いと分かってもそんなはずはないと自分の行動を肯定させようとします。

真実から目を背けていないか振り返ってみる必要がありそうです。



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自分の心を守るため脳を錯覚させてしまうことがある
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