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■頼みごとを聞けば聞くほど信頼を失っていく頼みごとをされるとなかなか断れず、次から次へ引き受けてしまう人がいますね。そのときはありがたがられるのですが、やることが増えすぎて、結局はどれも満足なことができず中途半端になってしまい、最後は周囲に迷惑をかけて終わりというパターンです。 「いい人」という評価を受けたいために引き受けるのでしょうが、結局は頼まれたことが満足にできず、嫌われる結果になるのです。 あなたがこのタイプなら、早く考え方を改めるのがいいでしょう。 自分で良いと思って了承するなら良いのですが、たいていは断るという行為ができずに引き受けてしまうだけの人が多いのです。 断れないのは、相手に嫌われるのが怖いからです。 そういう人は相手の顔色ばかり伺ってしまうため、相手に良いように使われだけで終わってしまうことがあります。 せっかく頼みごと聞いてあげても、相手からはそれだけの存在に見られている可能性があるので気を付けましょう。 頼まれたからと言って全てを聞く必要などないのです。 こちらにも都合があるので、それをうまく相手に伝えましょう。 人に嫌われるのが怖い人は、断ると相手に嫌われるんじゃないかと不安になります。 あなたが断ったことで相手は嫌な顔をすることもあるでしょう。 しかし仕方ないことは沢山あるのです。 もしそれで関係が壊れてしまうなら、最初からそんな人と付き合わない方が良かったのです。頼みごとを断られたからといってあなたを非難するなら、それこそ本当にあなたを何とも思っていない証拠です。 そんな人と延々と関わり続けたって良いことはないし、逆にあなたが頼みごとをしたら簡単に断られる可能性が高いです。 本当にあなたのことを信頼し大切に思っているなら、頼みごとを断ったあなたに対して、こちらこそ申し訳なかったという気持ちが芽生えるはずです。 頼みごとをされている時点であなたの方が立場は上なのだから、引き受けられない時は遠慮せずに断る勇気をもちましょう。 とは言え、嫌だとスッパリ断わるのではなく、相手に嫌な気持ちにさせないことも大切です。 本当は引き受けたかったのだけど、どうしてもできないという残念そうな気持ちを伝えて仕方なさを演出しましょう。 |
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