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参加人数の多い会議ほどリンゲルマン効果で名案が出ない




『リンゲルマン効果』というのを聞いたことがあるでしょうか。

リンゲルマン効果とは、単独で作業するよりも、集団で作業する方が、一人あたりの作業量が低下する現象をさします。



この効果は心理学者のリンゲルマンが発見したもので、簡単に説明すると、人は一緒に活動する人数が増えれば増えるほど自分の力を発揮しなくなるというものです。


この手抜きの実験で有名なものは綱引きです。

人数が少ない時に100%の力を出しているとすると、人数が増えれば増えるほどその力は減少してしまうのです。

人は、一緒に目標に向かって頑張る人が自分以外にも沢山いると、自分が多少手を抜いても誰かがやってくれるだろうと思うのです。
しかもそれは他の人も同じく感じていることなので、サボる人が多くなり全体の力が大きく半減してしまうのです。

逆に少ない人数でやる場合は、自分の力が大きく影響するのでやりがいが出てくることと、自分のやったことが良い成果として表れた時は、やはり自分がいなければと自分を誇りに思い、増々力が出てくるものです。

人は大勢の中の一人であるよりも、少人数で一人一人の力が重要になってくるような場面の方が自分を誇りに思うことができます。

日本人に多いのは、見て見ぬふりです。

困っている人がいる時、すぐに手を差し出すことができますか?

周りに大勢の人がいてそれを見ていたとしたら、心配になりつつもどうせ自分以外の人が何とかするだろうと考えがちです。
自分しかいなければすぐに助ける人が多いはずなのに、人数が沢山いることによって意識レベルが下がってしまうのです。

自分という存在が大人数のなかに埋もれているときには、人は力を出し惜しみます。

これは会議でも同じことが言えます。

数人で話し合う時は、自分の力が大きく影響してくるのでどんどん話し合いは進みますが、大人数での話し合いになると、自分の役割が見えてこないので発言をする気があまり起こらなくなります。

会議だけでなく、一人ひとりの力を出してほしいと考えるならば、少人数で活動する方が人数を増やすよりも効果的です。




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