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■イケメンと美女がカップルになりやすいマッチング仮説人は、自分と似たような人を見ると親近感がわきます。 逆に自分とかけ離れて雲の上のような存在の人を見ると、自分とは関係を結べない遠い人という認識をしてしまいます。 心理学でいう「マッチング仮説」とは、人は身体的魅力が自分自身に 酷似した人をパートナーに選ぶ傾向がある ということです。 ですから、恋人探しをしている人の中には、絶対カッコ良い人、また可愛い人でないとイヤという人がいますが、自分がそれに釣り合うような容姿、スタイルであれば、内面は別としてそういう恋人を見つけやすいと言えそうです。 容姿が素敵な人は自分で身なりに気を付けていて、自分が素敵であることを自覚していることが多いです。 そのため普通の人より自信があり、自分に相応しい人は素敵な男性であると考えているので、自分と同じように自信がありそうな素敵な男性を選びがちになります。 あまりにも自分と差がありすぎると、眼中に入っていないかもしれません。 なかには美女と野獣のようなアンバランスなカップルを目にすることがありますが、そういう場合、野獣と思えるような男性に才能や素質が満ち溢れており、美女に見合うだけのバランスを取っているものです。 普通は自分より素敵な容姿の人を見ると、釣り合わないとかどうせ断られると思いこんで、自分から避ける傾向にあり、芸能人に本気で恋をしないのと同じです。 お互い美男美女同士であれば、自分が素敵なことを知っているので物怖じすることなく告白したり誘ったりすることができるように、人は無意識に自分と同じような人を探しているのです。 自己評価が低い人は同じく低そうな人を見ると、自己評価が高そうな人より付き合える確率が高いと考えて告白しますが、もともと告白の時点から美男美女同士、微妙な者同士であることが多いので、自然と似たようなカップルになるのも仕方のないことでしょう。 |
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