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■相手に「自分に似ている」と思わせるだけで好感度アップ類は友を呼ぶと言いますが、自分と似た雰囲気をもつ人と一緒にいるとお互い安心することができます。 心理学では「類似性の要因」といって、似たもの同士は親しくなりやすいといわれています。 逆に自分と全く違う性格の人といると、何かにつけて意見が合わずイライラしてしまうこともありますが、それは友だちだけでなく、恋愛においても同じことが言えます。 同じような趣味や話し方、住んでいた場所など共通のことがある方が仲良くなりやすいです。 人は自分と同じような境遇、また趣味や雰囲気が同じような人を見ると親近感がわいてくるのです。そのため飲み会で出会って全く話したことが無い人でも、同じものを好きだと分かると急に仲良くなることも多いです。 職場などで今まで付き合いの浅かった人でも、自分と同じ趣味をもっていることが分かると急に仲良くなることもあるので、仲良くなりたい時は共通点を見つけるのと良いでしょう。 共通点があれば話題も広がるので、似た者同士が仲良くなるのは当然かもしれません。 逆に、自分と全く違う雰囲気をもつ人には何だか近寄りがたいですね。自分の知らない世界には不安が生まれるため、全く似ていない人とはいくら話しても表面上の付き合いになりがちです。 雰囲気は誰もが感じ取れるものなので、合わないと思った時は自分だけでなく相手もそう感じていることでしょう。 恋愛でもうまく発展するケースは似たもの同士が多いです。 たまにちぐはぐなカップルを見かけたりしますが、他人には分からなくても、やはりそのカップルには、どこかに共通するところがあるはずです。 本当にどこも一致するところが無ければ、いっしょにいるだけで不安やストレスを抱え続けることになるでしょう。 人はいつでも自分に存在価値を求めていて、自分を認めるためにも同じような人間がいることを知って安心しているのです。 自分を否定しない相手を無意識で探しているのです。 |
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