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■吊り橋効果で好感度をアップするにはタイミングが大切『吊り橋効果』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 吊り橋効果とは、今にも落ちそうな揺れる吊り橋を渡ると心臓がドキドキしてきます。それを脳が恋愛のドキドキと勘違いしてしまい側にいる異性を好きになってしまうことです。 この心理を利用すれば、恋愛に良い効果を得ることも可能なのです。 何も吊り橋でなければダメということはなく、同じようにドキドキと緊張するような場面があれば良いのです。 たとえばお化け屋敷や肝試し、ジェットコースターなどです。 恐怖は緊張感があるだけでなく、不安から側にいる人に安心感を求めたり頼ったりしたくなります。 恐怖の中では、いつもは消極的な人でも無我夢中になるので、たとえ恋愛に発展しなかったとしても体験前よりお互いが親しくなります。 男性が意中の女性をお化け屋敷に誘うことがあるのも、無意識にこの効果を知っているからかもしれません。 お化け屋敷で恐怖から守ってくれた人を、好意的な目で見るようになります。 恐ろしい体験だけでなく、心拍数の上がる運動でも大丈夫です。 インストラクターがモテるのは心拍数が上がり、いつもドキドキ感の中で見ているからかもしれません。 しかし恋愛ではなくただの心理的効果なので、いつも格好良いと思っていたインストラクターが、普段街で見かけるとそうでもなかったということも多いはずです。 吊り橋効果を試したい時は、状況だけでなく相手のタイミングが重要です。 全然恋愛に興味のない時にやっても効果はあまりありません。 また、日常が幸せの絶頂にいるような時にはなかなか難しいのです。 いちばん効果があるのは、相手が不安や悲しみ、何かに対して落ち込んでいる時です。 そういう時は他人の愛に敏感になっているのでちょっと心理的に揺さぶるだけで効果が上がります。 状況を見ながら試してみてください。 |
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