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■女性が占いを信じやすいのは暗示にかかりやすい本質があなたは占いを信じますか? 占いなんて当たらないから嫌いという人もいますが、テレビのコーナーや雑誌、専門書などで様々な占いが出ています。 信じてはいないけど、占いが出ているとついつい見てしまうという人も多いのではないでしょうか。 特に女性のほうが占いを好きな人が多いようで、女性雑誌の多くに占いが掲載されていますね。 当たらないと思いつつ占いを見てしまうと何となく気になってしまいます。 女性が占いを信じやすいのは、女性が本来、外的要因によって意識が左右されたり、暗示にかかりやすい被暗示傾向を持っているためと考えられます。 恋愛占いが女性には人気ですが、占いに頼りたくなるのは恋愛を誰かに後押ししてもらいたい時です。 たとえば受験の時だけ神社に祈願しに行く人がいるように、人は不安が強くなればなるほど目に見えない力に頼りがちです。 いつもなら素通りする街角の手相占い師も、不安な時には藁にもすがるような気持ちで立ち寄ったりするのです。 しかもちょっとでも自分に当てはまることがあれば全部当たっているような気になります。 不安な時は冷静に判断できないことがあるので、どこかで占ってもらう場合は誰かと一緒に行くのが良いかもしれません。 占いは自分自身を見つめなおすきっかけになりますが、あまりにも占いに頼りすぎるのは危険です。 人は『こうなる』と誰かに言われると本当にそうなるような気がしてしまい、知らず知らずのうちにそうなるように自分で行動してしまうことがあるのです。 そのため、良い結果であれば信じて願えば良いのですが、悪い結果を見て真に受け過ぎると危険です。 占いで気を付けなければならないのは、抽象過ぎるものです。 例えばタロット占いにはまる女性がいますが、タロット占いはたった1枚のカードから数々のことが読み取れます。 他のカードと組み合わせると判断材料が非常に多くなり、自分自身でタロット占いをした場合は自分に都合の良いように解釈してしまいがちです。 占いにのめり込み過ぎて本来の自分を見失わないようにしたいものです。 |
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