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大きなお願いをする前には小さなお願いをしておいた方が良い




誰かに何かお願いをしたい時、最初からあまり大きな願いごとを言うと相手は警戒して聞き入れてくれないことが多いです。


最初から大きな願い事を言われると、相手も無理であるとはっきり断りやすいのです。



商品の販売員も、お客に向かって最初から高い商品を売ろうとはしませんよね。

まずはジワジワと相手が断りにくい状況を作っていきます。
うまくいくと、買うつもりのなかった人にも商品を買ってもらうことができます。

テクニックとしては、とりあえず最初に「無料のお試し商品です」と言って商品を試してもらうのです。

無料お試し品は、人から手渡された物でないとあまりありがたみはありませんが、店頭や訪問販売で受け取ると、販売員とのつながりができてしまいます。

たとえそれが販売員だとしても、人から無料でもらったことによりその人に恩ができたような気がしてしまいます。

その後小さな願い、つまり手に入れやすい値段の商品を紹介され、無料でもらってしまった後ろめたさからつい買ってしまう人がいるのです。


小さなものを買ってもらった後はどんどん大きな商品を勧められますが、一度聞いてしまったことから何となく断りづらい気持ちになります。

デパ地下などでも、考えてもいない物を勧められ、とりあえずと試食をさせられることがあると思いますが、試食をするという相手の小さな願いを聞いてしまうと、断ることが苦手な人は、無料でくれた相手に申し訳なくなってつい必要のないモノを買ってしまうことがあります。

このように、だんだんと願いごとを大きくして相手を説得していく方法を、
「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」と言います。
要は、頼まれたことに対し「イエス」と言ってしまうと、次のお願いに「ノー」と言えなくなる心理です。それは自分の行動に統一性をもたせようとする心理によるものです。

最初は小さな願いごとを聞いてもらい、後にそれより大きな願いごとを聞いてもらうことは普段の生活でも役に立ちます。
仕事でも、最初から大きな仕事を頼むのではなく、小さな仕事から頼むことで、徐々に大きな仕事を頼むと良いでしょう。



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大きなお願いをする前には小さなお願いをしておいた方が良い
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