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「ロー・ボール・テクニック」で悪い条件を承諾させよう




心理学でいう「ロー・ボール・テクニック」というものがあります。
このテクニックは、最初に承諾してもらいやすいことを相手に言っておいて、言いにくい事を後回しにすることです。


相手は最初に承諾してしまったことから、次の悪条件の要求もつい承諾してしまうのです。

最初に承諾してもらう要求は、必ず相手にとって好条件のものを提示します。

最初に相手に悪いことを言ってしまうと、その時点で断られてしまう可能性が大きいです。

人は、最初に好条件を与えてもらいそれに承諾したことにより、その流れで次に多少悪条件を提示されたとしても嫌だと言いにくくなってしまうのです。

このテクニックはお店でよく使われます。


たとえばスーパーで、『先着100名様トイレットペーパー4割引』という企画をしていたとします。

割引につられてレジに並んだものの、そこで店員から「すみません、100名を超えてしまったので通常価格になりますが、どうしましょうか」と言われたとします。

そこで嫌なら返せば良いのですが、最初に好条件を与えてもらったことにより断りにくい雰囲気になってしまい、多くの人は仕方なく買ってしまいます。

お客は割引につられるため、いつもより来客数が増えます。

しかもトイレットペーパーだけでなく側にある商品や目に入ってきた商品を買ってくれる可能性が高いので、お店としては割引したとしても売上はいつもより上がるという仕組みです。
結果的に損をすることがありません。

ロー・ボール・テクニックは、普段の生活でも使えるテクニックですが、最初から好条件を受け入れてあげるつもりがないのに悪条件たけを飲ませてしまうと、人間関係を悪化させてしまうので注意しましょう。

このテクニックは、相手にもきちんと利益になるような条件を提示することが大切で、次のような提示はダメです。
例えば、「いらなくなった物をあげるけど、その変わりそれを使うにはちょっとした修理が必要ですよ」などです。
相手が騙されたと感じないようにしなければいけません。




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