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社会の組織も陰と陽のバランスをとっている




陰と陽の関係は、不即不離の関係で成り立っており、切り離すことはできないのであり、ちょうど因果関係は、「風」と「波」のようなものといえますが、陰と陽の関係は、「水」と「波」のような関係で、どちらか一方を切り離すことはできないのです。




ですから、自分の嫌いな人(陰)だけを排除して、自分の気に入った人だけ(陽)を自分の周囲に集めようと思っても無理なのです。

あるいは、戦争(陰)を強く憎んで平和(陽)だけを、いくら望んでも、人間の心の中に、戦争と平和の二面性が潜んでいる限り、それは無理なのです。

ちょうど、一本の棒を手にとって、左側の部分だけを捨てようとしても、残った棒には、必ず右と左があるようなものです。
これは、個人の問題だけでなく、社会の組織の中にも陰陽の法則は働いています。

会社の組織には、仕事のできる人(陽)が2割、仕事のできない人(陰)が2割いて、ふつうに仕事のできる人が6割程度いるといわれています。
会社としては、仕事のできない人の2割を辞めさせたいと思っているのでしょうが、もし、この2割の人を辞めさせたら会社としては、どうなるとお思いでしょうか。

仕事のできる人だけが残るように思うかもしれませんが、やはり残った人の中で、仕事のできる人が2割、仕事のできない人が2割、ふつうに仕事のできる人が6割の割合になるように、分かれてしまうようです。

ですから、どんなに仕事のできない人を辞めさせようとしても、仕事のできる人だけにはならないということです。


予断にはなりますが、この仮説が正しいのなら、仕事のできない人を排除するのではなく、仕事のできない人にも、それぞれ適性となる能力があるので、そういう能力を見出して、適職につけることが大切なような気がします。

これと同じで、この現実の社会では、すべての人を金持ちにすることもできません。

なぜなら、金持ちと貧乏人は切っても切れない間柄があり、人間の心の中に金持ちと貧乏という概念がある限り、貧乏人をなくすことは不可能なのです。

資本主義は競争社会であり、必ず勝者と敗者が生まれる仕組みになっているわけですから、こういうゲームをするような社会組織になっている限り、国がどんなに施策を講じても敗者は生まれ、貧乏人はなくなりません。

金持ちも貧乏もなくすのであれば、人間の心の中から、金持ちと貧乏という概念を追い出すしかないのです。





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