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■女の「まだ」「もう」の複雑な恋愛心理の違いを知っておこう女の言葉遣いには、微妙で複雑な恋愛心理が潜んでいます。 特に、男がカン違いするというか誤解しやすいのが、「まだ」と「もう」の用法の違いでしょう。 たとえば、デートをしていて、女性が腕時計を見ながら「もうこんな時間に・・・・」といったときは、時間は遅いかもしれませんが、「まだ、話したいことがいっぱいあるのに・・」という気持ちが潜んでいます。つまり、あなたと、まだ一緒にしたいと望んでいるのです。 逆に「まだ、こんな時間・・・」というときは、「もう」というときよりも、そのデートに気乗りがしていないと解釈できます。 ご存知のように、時間の長さには心理的効果が働きます。楽しいときには、一時間でも5分程度に感じたり、面白くないときやイライラしているときは、時間が経ちにくく、5分でも一時間程度に感じることがあるものです。 ということは、女が「もう」といったときは、時間のたつのが通常の自分の時間感覚より早かったということです。それだけ、熱中していたり、興奮していて時間がたつのを忘れていたような状況になっています。 逆に「もう」が出るときは、あまり楽しくなく、自分の中での時間の経過が長く感じられているときです。 ★ ここからは、男の女を攻略する戦略が出てきます。 それは「まだはもうなり、もうはまだなり」という有名な株式相場に関する格言が使えるということです。 もし、彼女が「あら、もうこんな時間なの」といったときは、「もうちょっといいじゃないか、あと30分だけでも」といってあげたほうがいいのです。 そのかわり、「あら、まだこんな時間なの」といったら、「そろそろ帰ろうか、送って行くよ」とエンディングにしましょう。 彼女の気分が盛り上がっていないときは、早く帰して、次の機会を狙うほうが得策で賢明でしょう。 もちろん、その日のデートを彼女が楽しめなかったのは、すべてあなたに責任があるとはいえません。彼女自身の体調や心配ごとのため、そちらに気をとられていた場合もあるからです。 たがらこそ、形勢不利なときは、引きぎわもあっさり、さわやかな印象を残すべきです。
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