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■女性心理を突いた言葉なしでの誘導テクニック男としては、女性とホテルで食事をすることができたら、そのままベッドインしたいと考えているものです。 そういう場合、ホテルを出てラブホテル街まで行くとなると、途中で女性の気が変わる可能性も高いので、できれば食事をしたホテルで部屋を予約するのが、いい方法でしょう。 前もって、そのホテルの一室を予約し、あなたの手元には部屋のキーがあるとします。ここからが男の腕の見せどころです。 食事が終わったあと「行こうか」と声をかけながら、二人一緒にスムーズに席を立てるのが理想的ですが、現実はそんなにうまくいかないものです。 そこで二つの方法が考えられます。 @ 男が先に部屋に入って、彼女を待つパターン 「いま部屋を予約しておいたよ。部屋のナンバーは5階の○○号室だからね。先に行って待っているよ」という男先行型です。 この方法は彼女の気持ちに任せるということで、なかなかスマートな紳士的なやり方ですが、これでは、女性はそのまま「オサラバ」してしまう確率も高くなるでしょう。 なぜなら、「行ってもいいんだけど、一人でノコノコ部屋に行ったら、いかにもそのために来ましたという感じで、イヤだな」と彼女が思ってしまうからです。 A 女性に部屋のキーを渡してしまう阿吽(あうん)の呼吸法 この方法のいいところは、具体的な口説き文句も部屋への誘い文句もいらいないところです。とにかく予約した部屋のキーを渡してしまうもので、受け取ればOKサインになるし、受け取らなければ、脈なしということが明確になります。 つまり、いったん受け取ってしまったら、OKサインになるので、あとは渡し方の方法を間違えないことです。 こういう問題は、基本的には「聞いてはいけない」のです。聞けば、女はともかく「ノー」という返事をしがちです。そして人間は、口に出した言葉につじつまを合わせようとするから、「ノー」といったら「ノーにふさわしい行動」をとろうとします。 ですが、内心は「ノー」といいつつ、「なぜ、もっとうまく誘導してくれないの」と思っているものです。つまり女特有の「したいけどしたくない、したくないけどしたい」という迷いの気持ちでグラグラ揺れ動いているのです。 そんなとき、女心を突き動かすのは、たったひとつ、「やむを得なかった」という自分自身に対する言い訳なのです。 ここで、キーを渡すことは、この言い訳を与える絶好の機会となるのです。女がキーを受け取ってしまったら、どう考えるのでしょうか。 それは次のようなことです。 「キーを渡されても、困ってしまうわ。でも、キーを預かった以上、私が行かなければ困るだろうし、しにかく部屋まで行ってあげよう」 このように、キー一つで、女性に心理的な言い訳を与えることができるのです。そして、言い訳ができると、あとはベッドで大胆になるのです。
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