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■「寝転べる場所」が二人の距離を近づけるおもしろいことに、寝転ぶと、人間は自然とリラックスするものです。公園の芝生で恋人同士が寝転んでいる光景をよく見かけますが、あのような状態で別れ話をすることは絶対にありません。 気軽に寝転べる場所へ黙ってついてきてくれるのは、男を信頼していることの証明であるし、柔順な女、控え目な女、我慢できる女でもあるからです。 そのときいちいち何かいう女は、結婚してからも亭主のすることにうるさく干渉するでしょう。 男が自分の部屋に案内したいときは、できるだけ寝転べるスペースを広くとって、ゴロッとできるようにしておいたほうがいいでしょう。特にいまの若者は、テレビや電話機を直接床におくことがありますが、あれは寝転ぶ習慣があるからです。 つぎに性的な関係の意味の「寝る」ですが、これは男女の究極のコミュニケーションです。その具体的な方法については、多言を要しないと思いますが、ただ一つだけ、守るルールがあると思います。 それは、「この人は私に恥ずかしい思いをさせるけど、決して辱しめたりはしない」と女性に思わせることです。 恥ずかしい思いをさせることと、辱めることとは根本的に違います。 女性は恥ずかしいことは「したい」し「してもらいたい」という気持ちがある反面、自尊心、大げさにいえば、自己のアイデンティティーを危うくすることには、命がけで抵抗するものです。 土壇場になって、女性から思わぬ反撃、抵抗を受けるのは「恥ずかしい」と「辱める」を男が間違うからです。 (こんな刺激に彼女はクラクラ) ■ 愛は左耳に囁け 男が声を低くして囁くようにすればするほど、女は垣根を取り払います。 特に左の耳は、愛の言葉を聞き取るようにできているだけに、彼女の感情を揺り動かす言葉を連続的に囁くといいでしょう。 「行こうか?」「行く?」という言葉を息をかけるように囁くと、「イク」という快感語に感じてしまう女性もいるようです。 ■ 禁断の「二の腕」 手のひらはそう敏感ではありません。ところが二の腕は服に隠れていることが多い部分だけに、誰でも敏感です。 信号が黄色になったとき、「さあ、早く」と、彼女の二の腕をつかまえて走ってみよう。拒むことは絶対にないし、渡りきってもそのまま密着し続けることです。彼女にとって思わぬ刺激になっているはずです。
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