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■言い方一つで誘いやすくなる恋愛心理トリックはじめてのデートで、いきなり「ラーメンを食べに行こう」といったら、女性はたぶんがっかりするでしょう。 「センスがないわ」「私はラーメン程度の女なのかしら?」「きっとケチなのね」「お金があまりないのかしら」 こんな思いが女性の頭の中をかけめぐり、男の株は暴落します。 けれども、同じラーメンでも「横浜のあのラーメンのうまい店知ってる? ○○軒へ行ってみようよ」といえば「うん、行きたい。私一度食べてみたかったんだ」と喜んでついてくるに違いありません。 なぜ、それだけ差がつくのでしょう。 それは付加価値の差です。 ラーメンは「モノ」です。この「モノ」はどこにでも転がっています。ところが、この平凡な「モノ」を「○○軒」という付加価値をくっつけることによって、「グルメ探訪」という「流行」に変えてしまうことができるのです。 つまり「ラーメンを食べる」は、たんなる「腹ごしらえ」であり、しかもそれはあまり上品とはいえない種類のものです。出勤途上の駅前ラーメン、昼食時の出前弁当とあまり大差ありません。デートでそれをやられたら、女性ががっかりして当たり前です。 しかし付加価値かつくと、デートにふさわしい「流行」に変化するのです。この変化を知っておくとなかなか便利です。 いまはラーメンでも、立派にグルメの仲間入りをしている時代、ただたんに、昼食時の弁当と同じニュアンスでラーメンを食べるのではなく、グルメ感覚で食べる、それだけで女性は感激するのです。 ふつうは一杯の5百円のラーメンでも、しゃれた雰囲気の中で食べるだけで、千円のラーメンになっているかもしれません。 その価値は付加価値のプラスアルファ分なのですから、「中身は同じなのに、千円も払うなんてバカらしい」といっているようでは、失格です。 ラーメン一つとっても、女が喜ぶ「流行」には、必ずファッション性がなくてはならないのです。 ファッション性とは話題であり、流行です。行動として絵になること、そしてその「流行」において女性を主役にできるなら、あなたは「流行」によって女の心をつかむことができるでしょう。
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