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■ダイエットを繰り返す人の特徴テレビのワイドショーや女性雑誌で、手を替え品を替え、紹介されるので、さまざまなダイエット法。それだけ人々の関心が高く、悩んでいる人が多いということです。 ダイエット法に共通しているのは、「今までの生活習慣や態度を改めること」を実践者に強いる点です。 たとえば、今までの肉中心の食生活を野菜中心に変える。夕食重視を昼食重視に変える。熱いお風呂に短時間は入っていたのを、ぬるまゆのお湯に長時間入るように変える・・・などなど、生活習慣や態度を改めましょう、という基本路線は共通しています。 ★そうした、自分の一定の習慣や態度を改めることを、心理学では「態度変容」と呼ばれています。 心理学者のジャニスによると、態度変容を簡単にできる人ほど、ダイエットに励むのだそうです。そして、そうした人たちには共通した特徴があるといわれています。 まず、自己愛の強い人が多いということ。必要以上に人の目を気にするので、誰かに「ちょっと太ったんじゃない?」なんて言われようものなら、ゾッと身震いして、すぐにダイエットにとりかかるというのです。 なのに、自我が弱く、意志も弱いので、他人の言葉に左右されやすいという共通点があります。そのため、「このダイエット法、効くらしいわよ」と聞いたり、雑誌で誰それのダイエット法が紹介されているのを読んだりすると、簡単に流されてしまいがちです。 一方で、不信感も強いので、ちょっとやってみて効果が表れないと、自分の努力不足は棚に上げて、「何よ、全然効かないじゃない」と不平不満を並べます。 ★ですから、そういうタイプの人は、ひとつのダイエット法に飽き足らず、手を替え品を替え、次々と新しいダイエット法にチャレンジすることになるのです。 もし、あなたがダイエット法を繰り返しているとしたら、心当たりがあるのでは? |
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