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占いにハマる人がいる理由




朝の忙しい時間でも、テレビで流されているとつい手を止めて見てしまうのが占いコーナーでしょう。女性に限らず、男性でもその日の運勢を気にする人は案外多いもの。

なぜ、占いは、そんなに人気があるのでしょう。

★それは、「人間だけが、未来を考えることのできる生き物だから」だと、ハーバード大学の社会心理学者、ダニエル・ギバートはいいます。



考えられるだけに、未来が不安になる。だから、何がしかの指針を示してくれそうな占いが気になってしまうのでしょうか。
また、別の心理学者は、人が常に自分のアイデンティティを探し求めている生き物だからだともいいます。

「私って何?」
「なんのために生きてるの?」
いつもそう自問自答しているのに、その答えはなかなか見つかるものではありません。そして、その答えらしきものをいとも簡単に出してくれるのが占いです。だから、つい気になって見てしまうのだというのです。

でも、なぜ占いは当たっているように思えるのでしょう。
それは「
バーナム効果」が働いているからだといわれています。
たとえば、占いの本のあなたの誕生星座のページに、次のような文章があったらどう思うでしょうか。

「あなたは負けず嫌いですが、その反面、些細なことに弱気になって思い悩んでしまう人でもあります。また、自分を不器用な人間だと思っていて、人から好かれたい気持ちがあっても、それをうまく表現できないことがあります。それだけに、人間関係が原因で、恋愛にしても仕事にしても、トラブルを抱えてしまうことになりがちです」

いかがでしょう。どの指摘も思い当たる節があるのではないでしょうか。中には、「全部当たっている。これは私そのものだ!」と思った人もいるかもしれません。
ですが、実はこれ、「バーナム効果」の働くように作られた文章なのです。
★つまり、誰にでも当てはまるように書かれた文章でもあります。

もう一度、先ほどの文章を読んでみると、それがよくわかります。
誰にでも負けず嫌いな部分があるし、一方で弱気になってクヨクヨしてしまうものです。不器用な部分だって誰にでもあるし、また、人間関係で悩まない人がいるとしたら、相当おめでたい人に違いありません。

★しかも文章には、「二面性提示」という心理テクニックも使われています。

これは相手の相反する二つの面を同時に指摘するという方法で、先ほどの文章でも、「負けず嫌い」と「弱気」の二つの面を指摘しています。
人は一面だけを指摘されるより、二面的に言われたほうが当たっていると思ってしまいがちなのです。

恋人から「キミって寂しがり屋なんだね」と言われるより、「キミってわが道を行くタイプに見えて、本当は寂しがり屋なんだね」と言われたほうが、自分のことをわかってくれているんだと、胸にキュンときてしまうのではないでしょうか。




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