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■ポジティブな性格になる方法心理学に「ラべリング効果」と呼ばれるものがあります。 ★相手に「あなたはこういう人ですよ」とラベルを貼ると、相手はそのラベル通りの性格になったり、行動をしてしまいがちになるというものです。 たとえば、血液型性格診断があたっているように見えるのは、まさにこの「ラべリング効果」が働くからです。 A型の人が血液型の本で「A型の人は几帳面」という記述を読んで、それに納得してしまう(ラベルづけされる)と、つい意識して、それに合った行動をとるようになります。 すると、自分がそのような行動をしたという事実によって、ますます自分はA型気質なんだと思い込むようになるのです。自分で自分をA型気質にしていくわけです。 この「ラベリング効果」を活用すれば、短所を長所にすることができます。 実は、長所と短所は隣り合わせで、自分で短所だと思っていることも、見方を変えれば長所になります。 見方をちょっと変えて、こんなふうに言い換えをしてみるのです 「神経質」⇒「細かいことによく気がつく」 「暗い、無口」⇒「物静か」「口が堅い」 「おしゃべり」⇒「話し上手」「ムードメーカー」 「せっかち、短気」⇒「決断が早い、テキパキしている」 「優柔不断」⇒「まわりに合わせられる」 「融通がきかない」⇒「ぶれない」 「空気が読めない」⇒「マイペース」「自分らしさを大切にする」 「感情的」⇒「ナイーブ」「感情が豊か」 「一貫性がない」⇒「考え方が柔軟」 「小ずるい」⇒「要領がいい」 「おおざっぱ」⇒「おおらか」 「ケチ」⇒「倹約家」 ★こんなふうにどんなことでもポジティブにとらえれば、短所となるものが段々となくなってきます。 集中力がないと自分で感じていた部分も、さまざまなことに興味が持てるとか、ひとつのことにこだわらないというふうにとらえると、決して悪いことでもなくなるのです。 自分に貼っているラベルを貼り替えて、自分の性格をポジティブにとらえられるようになれば、自己肯定感が増して前向きになります。
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