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■モチベーションをコントロールするには日本の会議は、長いことで有名です。残業という業務はもっと長いかもしれません。 ある調査によりますと、一ヶ月の平均残業時間は約47時間になるそうです。月20〜22日出勤と考えると、毎日2時間以上残業しているという結果になります。 これは、さまざまな業種の平均値ですから、メディア関係など残業時間の長い業務の人はどれだけデスクにかじりついていることでしょう。 もっと短時間で仕事をこなすことはできないものでしょうか。 そんな不満をお持ちの方におすすめなのが「ポモドール・テクニック」という仕事術です。 この仕事術に必要なのは、キッチンタイマーだけです。そして、次のような手順で仕事をこなしていきます。 @ まず、達成しようとする業務を選ぶ A キッチンタイマーを25分に設定する B タイマーが鳴るまで業務に集中する C 5分程度休憩する D ステップA〜Cを4回繰り返したら、少し長めに(15分〜30分)休憩する これだけです。 ★人がひとつのことに集中できる時間は30分がせいぜいです。その時間を最大限に活用しようというのがこのテクニックなのです。 25分をひと区切りにして、集中と緩和を繰り返すというこの方法を考案したのは、イタリアの企業家フランチェスコ・シリロ氏です。ポモドールとい名前は、学生時代に愛用していたトマト型のキッチンタイマーにちなんでつけられたということです。 短いダッシュを繰り返すことで高い生産性をキープし、規則的に休憩をとることでモチベーションと創造性を保つこのテクニック、クリアイティブな仕事をしている人には特に好評のようです。
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