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■落ち込んでいるとき優しく接すれば好意を抱いてしまう人は、自分が弱っている時に助けてくれた人のことをよく覚えています。 何でもない時に手を貸してもらった時よりも、どうしようもなく落ち込んでいる時に手を貸してくれた時のほうが強く感謝します。自分を助けてくれた人は恩人であり、そんな相手のことを魅力的に感じてしまいます。 もし意中の人が落ち込んでいたら、そっと手を差し伸べてみるとあなたのことを好意的に見てくれると思います。 さりげない優しさであっても、こういう状況の時はとても印象に残るので効果的です。 人は落ち込んで自尊心も低くなっているとき、「優しく接してくれた人」に好意や好感を持ちやすいという心理が働くようです。 ですから、相手がどんな容姿かなどよりも、優しさのほうがが先立って印象付けられるため、もしあなたが容姿に自信がなくても臆することはありません。まずは優しさのほうが優先されるのです。 優しく接してあげたほうも自分を頼ってくれたことにより自尊心が強くなります。 「自分が守ってあげた、自分がいなければ駄目なんだ」という気持ちと、優しく接したもらった女性も好意を持つようになり、お互いがお互いを必要な存在だと感じるようになります。 ですから、いつの間にか恋愛に発展していたということも多いです。 この心理は偶然で起きることもあるでしょうが、恋愛で意中の人を射止めたい時にも効果的に使うこともできます。 好きな女性が友だちと仲違いして落ち込んでいるようなときに、やさしい言葉で「ボクはキミの味方だから大丈夫、キミは悪くない」などと慰めてあげるだけでいいのです。それだけで自然とあなたに好意を持つようになるでしょう。 |
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