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■「額に手を当てる」回数が増えたら、要注意どんなに嘘が上手な人でも、体のどこかには嘘のサインが出るものです。とくに男女関係で最もナーバスな話題である浮気を隠していると、女性はかなりの確率で嘘を見破ることができます。 子どもの頃、「嘘は泥棒の始まりだからいけません!」と親に怒られたものです。しかし、歳を重ねるうちに、一概にそうとは言い切れないことがわかってきます。もちろん、悪意ある嘘は論外ですが、会話や交渉をするときの潤滑油として、嘘はとても有意義なものです。 しかし、嘘を活用していても、ふとした拍子に相手に伝わってしまう場合があります。それは、しぐさに本心が表れているからです。 たとえば、契約する可能性のない話が持ち込まれたとしましょう。 本当は「説明にいらしても無駄ですよ」と言いたいところですが、そういえば角が立ちますから、無駄だとわかっていても時間を割いて面談するようになります。 こんなときによく出てしまうのが「時計をちら見する」「両足を投げ出してしまう」「テーブルを指先で叩く」というしぐさです。相手を拒絶する場合、これ以外にも次のようなしぐさが知られています。 @ 指で鼻に触れる 相手の話に乗っていないことを表しています。もう少し詳しく見ていくと、鼻の脇を指先でなぞるのは相手の話に対する猜疑心です。鼻の下に指をあてがうのは不快感、鼻をしきりに擦るのは拒絶を表しています。 ちなみに、嘘をついているときにも指で鼻に触れるというしぐさが見られますが、これは極度の緊張状態に陥ると、鼻が敏感になってむずむずしてくるためです。 A 額に手を当てる回数が増える 相手のことを信頼できず、どう判断すればいいのか迷っているときに出るしぐさです。また、嘘をついているときによく表れるしぐさでもあります。さらに、小指で耳のあたりの髪をかき上げるのは、相手の言うことを疑っています。 B しきりに体の向きを変える 話に退屈しているときによく表れるしぐさですから、商談などをしていても、契約にいたる可能性は低いと見ていいでしょう。 C 上体を斜めにして座る 拒絶を表しています。また、上体を相手から遠ざける、落ち着きがなくなる、顔をやや上に向けて話す、なども拒絶を表しています。 |
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