「サド人間とマゾ人間」の性格と相性～男女のすれ違いがなくなる心理学～大人のための心理学

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■「サド人間とマゾ人間」の性格と相性

★サド・マゾの気質は子どもの頃から先天的に持っていることが多く、サド的男の子は活発で冒険好き、サド的女の子は男勝りのお転婆です。それに対してマゾ的男の子や女の子は、いつも誰かの言いなりになっています。

性的倒錯にはさまざまなものがありますが、最も有名なのは「サド(サディズム)」と「マゾ(マゾヒズム)」ではないでしょうか。

サドとは、他人に身体的苦痛を与えて性的快感を味わう「加虐性欲」のことを指しています。マゾは、これとは逆に、身体的苦痛を受けることで快感を得る「被加虐性欲」のことです。

ちなみに、サドという言葉はフランスの貴族で作家でもあったドナシアン・サドの名前、マゾは、オーストリアの貴族ザッヘル・マゾッホの名前に由来するものです。

サド・マゾが性格の分類に使われることがありますが、これは性的倒錯を意味するわけではなく、サド的要素とマゾ的要素をどの程度持っているかを示すものです。それぞれの要素による性格傾向は次のように分かれます。

① サド的女性
学校や職場などの集団で常に中心的存在となっており、ファッションや勉強などで「絶対に負けたくない」と考えています。男性にちやほやされるのが大好きですが、片っ端から男性を振って新しい恋人を作ります。失恋をしても、立ち直りが早いのが特徴です。

② マゾ的女性
男性に告白されると断れず、交際を承諾してしまいます。一度付き合い始めると、自分のほうから男性を振るということができません。男性に騙されたり、ひどい目に遭わされるのも、マゾ的傾向の強い女性のほうが多くなります。失恋をすると、いつまでもそのことを忘れられずにいます。

③　サド的男性
何事にも積極的で、大胆でギャンブル好きです。一時的な愛や肉体関係を楽しむことを望んでいるので、浮気者です。

④ マゾ的男性
恋愛を神秘化し、詩的に考えます。消極的なところがあり、ストレートに愛情を表現できず、遠回しにしか告白できません。しかも、サド的男性がライバルになると、自ら身を引いてしまいます。

★ちなみに、マゾ的女性はサド的男性にきわめて弱く、サド的女性とマゾ的男性の相性もいいのが一般的です。これも「相補性の法則」によるものです。

男女のすれ違いがなくなる心理学

■ 隣の異性があなた側の足を上に乗せて足を組んだら脈あり
■ 嘘を言っているか本音を隠しているかはしぐさで分かる
■ 電車の空いている座席が多い中で隣に座ってくる異性の気持ち
■ 男はツンデレに弱いは心理学的にも正しい
■ 単純接触の効果で目にする回数が多いほど好きになってしまう
■ 相手に「自分に似ている」と思わせるだけで好感度アップ
■ 社内恋愛や結婚が多いのは瞳の力のせい
■ 女性が他人のグチでも辛抱強く聞いてくれる
■ 相談相手になるだけで二人の関係は急接近する
■ 待ち合わせ時間に遅れる人にはいろいろな心理が働いている
■ ダメ男に繰り返し懲りずに惹かれてしまう女性の習性
■ 魅力的な人は性格もいいと思ってしまうハローエフェクト
■ イケメンと美女がカップルになりやすいマッチング仮説
■ 「額に手を当てる」回数が増えたら、要注意
■ 「サド人間とマゾ人間」の性格と相性
■ 玉の輿に乗った結婚ほど、離婚のリスクは高まる
■ 彼女の過去を根掘り葉掘り聞きたがる「カリギュラ効果」

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大人のための心理学

男女のすれ違いや相性の悪さ、苦手な人づき合いなどを乗り切るためには、大人の心理学で他人だけでなく自分の心のメカニズムを知ることで、あなた自身の自信を取り戻し自分を改革する第一歩にしよう

■「サド人間とマゾ人間」の性格と相性