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■なぜ旅行先で知り合った恋は幻に終わってしまうのか旅行先で知り合った人を好きになるこという話は、結構ありますが、恋をしたからと言って長続きすることは少ないようです。 ゲレンデで始まった恋は一夜限りという話はよく聞くと思いますが、それと同じで旅先で始まった恋も一夜限りであることが多いようです。 旅行は初めて行く場所も多く、交通手段や時間を常に考えていなければなりません。 そのため旅行には楽しい気持ちと不安や緊張といった気持ちがついてきます。 普段よりも冷静さを欠いていて、一つ一つの出来事にオーバーに反応してしまうことがあります。 旅行に来ているということで高揚感もあり、感覚的にはお酒に酔っているような気分なので、そういうときに異性に出会うと、不安や高揚感からいつもより相手が魅力的に見えてしまうのです。 しかも旅先なので偶然出会ったことに運命を感じ、勝手に妄想が膨らんでいきます。 これを逃したらこの人にはもう会えないという焦りも生まれてきます。 高揚感や焦りはテレフォンショッピングと同じような感じで、今これを逃したらもう次は無い、今しかないという気持ちにさせます。 こうして普段その辺で見かけても何も思わないような相手でも、勝手に運命的なシチュエーションができあがってしまうのです。 でも旅行から帰ると幻惑から覚めますし、相手もいままでの自己評価や劣等意識に戻ってしまい、「なんで、この人のことが素敵に思えたのかしら・・・」と、愕然としがちです。 せっかくメルアドを交換しても、旅から帰ると一切連絡をしなくなる人がいますが、このせいなのです。 この心理は旅先だけではなく、合コンでも同じことが起きることがあります。 初めて出会った異性に、この人を逃したらもう次はいないかもしれないという焦りが出てきて、その焦りから何倍も良く見えてしまうのです。 そういう状態の時は、悪いところをシャットアウトして良いところしか目に映りません。 合コンが終わると冷静になるので、実はそんなに好きではなかったということが多くあります。 合コンや、旅に出る時は注意しなければなりません。 |
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