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人には言われたことと逆をしてしまう心理が潜む




「○○君、例の件、どうなっているの?」
「今、鋭意進行中です」
「進行中? そんな悠長なこと言ってないで、早く仕上げろよ!」

職場でよく聞くやり取りです。おそらく期限が迫っており、上司も焦っているのでしょう。「早く仕上げろ!」と言いたくなる気持ちもよくわかります。しかし、心理学的にみると、この上司の対応はあまり好ましいものではありません。



なぜなら、人は「自分の行動は自分で決めたい」と思っており、この自由が奪われたりすると、その自由を取り戻そうとして抵抗するためです。

★つまり、このケースのように「早く仕上げろ!」と強要されると、それとは逆にますますゆっくりやりがちなのです。こうした天の邪鬼の心の動きのことをアメリカの心理学者ブレームは「心理的リアクタンス」と名づけました。

心理的リアクタンスの存在を証明するため、次のような実験が行われたようです。

まず、「あたたの音楽の好みを調べさせてください」という名目で4種類の曲を聞かせ、それぞれの好感度を評価してもらいました。その後「明日、もう一度実験に協力してもいます。そして、終了後にこれらの曲が入っているCDのうち好きなものを一枚プレゼントします」と伝えました。

翌日、実験開始前に「実は、4種類のCDのうち3種類しか届きませんでしたので、このなかから好きなものを選んでください」と告げ、もう一度同じ曲を聴いてもらったところ、CDがないと言われた曲だけが前日よりも好感度が急上昇することがわかったそうです。

つまり、手に入らないからますますほしくなったということです。

★これは恋愛にも当てはまることで、親からの妨害が強いカップルほど、激しく熱愛することがわかっています。これは心理的リアクタンスのなかでもとくに「ロミオとジュリエット効果」といわれているものです。



本当の自分が見える心理学
あなたは人を使う人、それとも使われる人?
性格・本質は三つ子の魂百まで
本当の自分を知るためには「ジョハリの窓」
環境変化にすぐに馴れる人は適応能力が高い
負け惜しみは自己防衛本能(防衛機制)が強い人
人は本質とは違う見せかけの性格も持っている
不満とストレスは「やる気」を生み出すエネルギー
人は将来の予定に対して過剰に想像してしまう
うっかりミスの中に自分の本音が隠れている
服の色は無意識のうちに心模様が反映されている
寝方を見ればその人の本当の心が見えてくる
昔の自慢話は寂しくて自分をアピールしたがっている
恋愛ドラマのヒロインになる空想は現実からの逃避
高級ブランドやスポーツカーにこだわる人は劣等感を持っている
典型的なナルシズム人間は自分のことしか見えない
高級な品物をもらってしまうと心が落ち着かなくなる
人は無意識のうちに自分の欲求を満たす行動をしている

人の性格は、8つのパターンで組み合わさっている
居酒屋で上司の愚痴を言うのは、「攻撃機制」が強い
人は自分のない能力を羨んで惹かれあう
あらかじめ言い訳を用意する「セルフ・ハンディキャッピング」
役割を与えられると、人はそれを演じようとする
人には言われたことと逆をしてしまう心理が潜む
団体行動に潜んでいる危険な人間心理
親友に先を越されると、惨めに感じるのはなぜ
冒険したい気持ちがあっても、いつも同じものを選んでしまう
自分とよく似た人を「嫌だな」と思ってしまうのはなぜ
ウマが合う、合わないは、「相手との距離」に表れる


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